いろんなもの、はきだすところ

女の子のアイドルとコスメをこよなく愛する87年生まれのWEBプロデューサーの記録。役に立つかはわからないけど、一生懸命息してる。

物理的な処分が、気持ちを取り戻す。

 

引越し

会社が移転するの。

だから、全社に断捨離が言い渡されてて、仕方なく整理をせねばならぬ。
 
(´-`).。oO(めんどくせえ)
 
って思ってたけど、これが思いの外良い結果になったなぁっていう振り返りのお話(また振り返りかよ)。
 
 

山になった

キャビネの一番下の引き出しに、丸2年分の資料とか書類とかがぎっちぎちに入ってて。
仕分けしたら、4/5を捨ててもまあ何とかなるだろうという結論に。
自分で作ったものはデータがあるし、紙でもらった人様の資料で、資料作成の参考になりそうなものだけ取っておこう作戦によって、こーゆーことに。
 
でも、総じてコンフィデンシャルなので溶解ボックスにいれるわけなんだけど、全社でこの流れだから、いっぱいいっぱいで私の資料も半分も入らなかった。
その場合はシュレッダーしやがれって張り紙があって、
(´-`).。oO(めんどくせえ)
って思いながらも、しぶしぶシュレッダーに。
 
本当に山盛りで、机からモニターの高さまであるくらいの量だったもんで、30分くらい時間がかかりそうだなぁと思いながらも、ホチキス部分周辺をびりびり切りながら、シュレッダーに流し込んで行ったのです。
 
あー、この活動量計案件2日徹夜でやったのにコンペ負けたなぁとか、理不尽なこと言われながらなんとかラボの立ち上げしたなぁとか、家電案件のときは残業100時間超えたなぁとか、どんどん思い出が浮かんでくるのです。
しかも総じて嫌な記憶ばっかり笑。
 
思い出してはシュレッダーに吸い込まれ、と同時に記憶をまっさらにしていくような錯覚を覚えて、全てを昇華できたような気がしたのです。
目の前に広がるは、北海道の大高原!くらいのなんかすごく爽やかな気持ち。
 
あの時の自分は何も出来なくて、誰も頼れなくて、耐えるしかなくて。
でもシュレッダーをかけてる今は、忙しいなりに毎日仕事楽しくて、嫌な気持ちが生まれることがあまりなくて。
環境で人はかわるということを、シュレッダーに巻き込まれる資料をぼんやり眺めながら、考えてた。
 
シュレッダーに30分かかるとかマジないわーって萎えてたものの、思わぬところで色んなリセットができて、急に有意義な30分になった。
 
そんな火曜日18時の記憶。
 
f:id:sa4533:20160312130940j:image
移転先の近くのお店のランチ。
うまーだった。